カメラ起動時に、画面が真っ暗になってしまうiPhoneの修理についての記事です。復旧までの道のりと、原因についてなどを記載しています。
福岡市博多区美野島からご来店のお客様
iPhone修理店を営業していると、毎日さまざまなiPhone故障修理についてのお問い合わせを頂きます。
画面ガラスが割れてしまったり、水に濡らしてしまったりなど、故障の原因がはっきりしているものが多いですが、中には故障の原因がまったくわからない原因不明の故障のお問い合わせもあります。
今回、博多区美野島にお住いのお客様も、原因不明のiPhoneカメラ故障でご相談に来られました。
iPhoneカメラを起動すると画面が真っ暗
お客様ご来店後、iPhoneの症状を確認すると、カメラアプリを立ち上げても、画面表示が真っ暗のまま、起動できないというものでした。
今までiPhoneを落としたことは何度かあったそうですが、ある日突然カメラが起動しなくなったため、原因がわからず、とてもお困りとのことです。
購入から2年ほど経っていたため、機種変更も考えられたそうですが、データの移し替えなど色々と手間もかかるため、修理で直るなら直したいとのご希望でした。
カメラパーツの交換により改善
お客様のiPhoneを分解後、故障の原因として可能性の高い、カメラパーツの交換をしてみることに。
iPhoneからカメラパーツを取り出したあと、新しいカメラパーツを取り付け、再度電源を入れたあと、カメラを起動してみました。
すると、受付時には真っ暗だった画面が、元どおり撮影可能な状態に戻りました。
その他の原因の可能性として
今回のお客様のカメラ故障は、部品交換で改善しましたが、その他の故障の原因としては、データの容量や、システムの問題でカメラが起動しなくなるケースもあります。
そういった場合は、カメラアプリのキャッシュの削除や、iPhone本体のデータ容量を減らすことで改善するケースもあります。
それでも改善ない場合は、PCにてデータのバックアップを取り、iTunesにてシステムの復元を行うことで改善することもあります。
修理に出す前に自分でできることを試したい、といった方は、そういった方法を先に試すのも良いでしょう。