知らず知らずのうちに衰える!iPhoneの防水機能を守るために
iPhoneの防水機能を、出来るだけ保つための方法や注意点を記載しています。
iPhone7/7Plus以降の防水機能が搭載された機種でも、状況によっては水没してしまうため要注意です。
iPhoneでも水濡れ浸水してしまう?
iPhone7/7Plusには以前のiPhone機種には無かった防水機能が搭載されました。
当店のiPhone修理内容でも水没修理はとても多く、うっかりおトイレや洗面台に落としてしまったり、突然の雨に濡れってしまったりなど、お客様からのご相談が後を絶ちませんでした。
iPhone7/7Plusが発売されて、水没修理のご依頼は減るかな?と思っていましたが…発売されて一年程、無いと思っていた水没修理のご依頼がちらほら。
発売後、すぐはあまりなかった水没修理のご依頼が一年程経ってなぜ増えてきたのか原因を追求しようと思います。
落下によるフレーム凹みにより劣化
Phone7/7Plusの防水機能の仕組みは本体内部の粘着テープにあります。
それがiPhoneのフロントパネルである液晶パネルと、本体ボディのフレームの間に強力な粘着として貼り付けされているため、水分の浸入を防ぐ仕組みになっています。
ところが、本体ボディが落下等の衝撃により、凹んでしまったり歪んでしまったりすると、そのフロントパネルと本体ボディの間に隙間が出来てしまいます。
その隙間が水分進入の原因となってしまうためiPhoneケースを着けずに使用されている方は要注意です。
粘着テープの劣化
上記の例のようにiPhoneをまったく落とされない方以外でも水没の危険性として要注意なのが防水粘着テープの劣化です。
はじめは強力に粘着されている防水テープですが、あまりにも水場での使用が多かったり、日常生活でiPhoneが熱を持ちやすい状況での使用が多いと、粘着テープは徐々に劣化していきます。
液晶画面ガラス割れ修理等で、まずフロントパネルを本体ボディから取外す際、この粘着テープをまず剥がすのですが、お客様のiPhoneによって剥がしやすさがまったく違うため、使用環境により防水粘着テープの寿命は異なってしまうのです。
防水性能点検
Phone7/7Plusが防水とはいえ、お使いのiPhoneに水がかかってしまうと誰しも不安になるものです。
動いているし大丈夫…と感じていても水没してしまったiPhoneは時間差で故障が発生してしまいます。
水濡れしたかも…と不安を抱えながらiPhoneを使用するよりは、分解して安心感を得ることでその後のiPhone使用も快適になりますので、お近くのiPhone修理専門店にご相談ください。