通話中に相手の方の声が聞こえにくいiPhoneの修理レポートです。iPhoneのイヤスピーカー部は、ちょっとしたホコリや水分の侵入により、故障してしまうことがあります。
●油がかかってしまい相手の声が聞こえづらいiPhoneの修理
今回、お使いのiPhoneに油がかかってしまったと南区向野にお住まいのお客様からご相談を受けました。
すぐに拭き取ったあと乾燥させ、しばらく様子を見られたそうですが、通話中に相手の方の声が聞き取りづらくなってしまったそうです。
スピーカー通話はできるものの…
故障から2、3日経っても改善が無かったため、当店に直接ご来店頂くことになりました。
お客様のiPhoneを確認すると、スピーカーフォンにすると相手の方の音声は通常通り聞こえる状態。
通常通話のときのみ相手の方の声が小さくなってしまうため、イヤスピーカーの故障の可能性が高いことがわかりました。
イヤスピーカーの交換で改善
お客様のiPhoneを分解後、念のため、内部を隅々まで点検していきます。
油がかかったのがiPhoneの上部のみだったため、内部基板に浸水の形跡は見られませんでした。
故障部品を交換後、通話点検をすると無事通話機能が復活しました。
ちょっとした水濡れでも要注意
お使いのiPhoneが水濡れしてしまったとき、応急処置として自然乾燥させることは正解です。
ただ、水没時にバッテリーの残量が多いと、電源を落としたとしても徐々に症状は悪化してしまうケースもあります。
少ししか濡れていないし大丈夫かも…と処置が遅れ、手遅れになってしまうまえにお早目の分解修理をおすすめ致します。