検索が重いのってキャッシュが原因じゃね?
iOS版Twitterアプリが固まってしまったり、やけに重く感じたりって症状ってありますよね?さらに悪化すると急にアプリが落ちたりもします。原因はストレージにキャッシュが溜まりまくって起きているかもしれません。iOS版Twitterアプリが蓄積したキャッシュを削除することで、iPhoneのストレージ容量を節約しやすくなります。この記事では、Twitterに溜まったキャッシュの削除方法を説明しています。
Twitterのキャッシュとは
iPhoneでTwitter公式アプリを使用している時に、なんだか動作がガクガクしている・重いなどと感じたことはないでしょうか?
こういった現象はiPhoneが不調だから起こるわけでもなく、Twitter公式アプリが悪いわけでもなく、別のところに理由があるんです。
Twitterを立ち上げるたびに、以前閲覧したタイムラインが出てきますよね。何も操作してないのにタイムラインの履歴が残っているのは、キャッシュという機能のおかげなんです。
キャッシュって何!?
キャッシュというのはIT用語です。よく使うデータをキャッシュにしてストレージに一時的に保存しておくことで、毎回通信・読み込む手間を省いて高速化できるんですね。
その分、新たに通信しない分だけ通信量は少なくなります。もしこの機能がなかったら全人類がパケ地獄のパケ難民になっているかもしれません。
Twitterの公式アプリもこのキャッシュ機能を利用していて、いちいち通信しなくてもタイムラインやリプライなどを保存してています。
もちろん、このキャッシュはどんどん溜まっていくので、何もせずに放置しておくとiPhoneのストレージ容量を気にすることなくどんどんストレージにキャッシュが溜まってしまうんです。
キャッシュが溜まり続けるとただストレージの容量を食うだけではなく、動作が重くなったり、色々な不具合を起こすことがあります。
溜まりすぎたTwitterのキャッシュが起こす問題
Twitter公式アプリはタイムラインやつぶやきに含まれる画像・リプライ、更には動画などのデータをキャッシュに保存してくれています。
ですが、タイムライン上に表示される画像や動画などのファイルサイズは大きいので、あっという間にキャッシュが膨らんでしまいます。そして増えたキャッシュによって、下記のような色々な問題が起こってしまいます。
タイムラインの表示が遅くなる
キャッシュのおかげで以前見ていたタイムラインが残っているわけですが、タイムラインを更新する際にもそのデータは残ったままです。
そのため過去に見ていたタイムラインが多ければ多いほど、タイムラインを表示する際に時間がかかるようになってしまいます。
検索が重くなる
Twitterで検索する時に、結果がなかなか表示されないことがありますよね。 検索結果の表示が遅いのもTwitterのサーバーが不調だからではなく、キャッシュが原因で遅くなっていることがあります。
実は、検索画面で入力した文章や検索結果に表示されたツイート・画像のデータもキャッシュとして保存されています。それらのデータを読み込もうとして重くなってしまうわけです。
全体的に動作が重くなる
キャッシュが溜まることでTwitterのアプリの動作自体が重くなります。 Twitterのアプリの起動が遅い、タップした時に反応が鈍くなったり、スワイプした時にスクロールが遅い、酷い時はスクロールせずに固まってしまうなど、満足にアプリを動かせなくなります。
iPhoneの他のアプリの動作にも影響
Twitterを見ている途中にリンクからSafariなどブラウザを開いたり、別のアプリを起動することもあると思いますが、他のアプリを起動している時もバックグラウンドでTwitterアプリは起動したままなんですね。
iPhoneのアプリはメモリ(RAM)を使って動いています。なので重くなった状態のTwitterアプリを使いながら他のアプリを動かそうとすると、そのアプリの動作も重くなる・最悪の場合強制終了してしまうなどの悪影響を及ぼします。
iPhoneのストレージ容量を圧迫する
保存されるキャッシュの容量に制限はありません、Twitter公式アプリの使用期間が長いほどキャッシュは溜まってしまいます。
どんどん溜まるキャッシュを放置していると、iPhoneのストレージ容量を圧迫してしまい、他のアプリをインストールできなくなったりと不便になってしまいます。
Twitterのキャッシュの削除方法
キャッシュが溜まることで色々な不具合が起きることがお分かりいただけたと思います。では溜まり続けるキャッシュに対して、どう対処すればいいのでしょうか?
溜まり続けるキャッシュへの対処方法は簡単です、このキャッシュを削除することです。
それでは、Twitterアプリのキャッシュの削除方法を説明します。
→左上のプロフィールアイコン
→設定とプライバシー
→データ利用の設定
を開きます。
この時点でほとんど理解した人がほとんどだと思います。
メディアストレージでは画面では、画像やGIF画像、Vine動画などのデータを削除できます。ウェブサイトストレージは二つの項目があります。
ウェブページストレージを削除では、ユーザーのデバイスにキャッシュされている画像やCSSファイル、JSファイルなどを削除できるものと思われます。
すべてのウェブサイトストレージを削除ではCookieや保存済みのログイン情報なども削除できます。
たったこれだけの操作でキャッシュを削除、そしてTwitterの重い現象は解消されます。
キャッシュが食っていたストレージ容量も解消されるので、iPhoneのストレージ容量に余裕ができます。
キャッシュを削除することで問題が起こったりすることはないので、表示が遅い・動作が重くなってきたと感じたらキャッシュを削除するクセをつけると快適にTwitterを使うことができるでしょう。