オススメ芸人、『ジャルジャル』についてのレビューです。フジテレビ番組「めちゃ×2イケてるッ!」に出ているバラエティータレント、というイメージの強い彼らですが、本来は実力派のコント職人。彼らの魅力について迫ります!
1,圧倒的なコントのオリジナリティー
アイリブ店長が気になる、今紹介せずにはいられない実力派芸人の徹底レビューパート2です。
今回の芸人は『ジャルジャル』。
高校時代の同級生、後藤淳平と福徳秀介で組まれたコンビ芸人です。
テレビ番組「めちゃ×2イケてるッ!」に出ている彼らしか知らない方には、普通のバラエティータレントというイメージしかないかもしれません。
実際、彼らがゴールデンタイムのバラエティー番組に出ている時、彼ら本来の持ち味が出ているかというと、そうでもありません。
ジャルジャルの「本来の持ち味」が出るのは、彼ら二人で演じる「コント」に他なりません。
2,コントのパターンが無限
オンエアバトルや、エンタの神様などのネタ番組が全盛期の時代に比べ、面白いネタを演じる芸人はとても増えてきました。
ただ、面白いネタをやる芸人の中でも、ジャルジャルは、とにかくネタのパターンの豊富さがダントツです。
「面白いけどまたこのパターンか…」と感じるネタの芸人が多い中で、ジャルジャルだけは常にネタに新鮮さを感じます。
3,M-1でも優勝するために
今のジャルジャルは、コントだけでなく漫才にも力を入れています。
はじめの頃は、コントのネタを無理やり漫才形式にしたネタだったため、「面白いけど漫才としては…」という評価も多かったです。
現在は、漫才中にコントをはじめることを、一切封印し、純粋にしゃべくり中心のネタでやっているため、芸人の中での漫才の評価がかなり上がってきています。
ただ、ジャルジャルのしゃべくり漫才の懸念点としては、コントの時よりもネタが単調になりがちになる傾向があるため、今後、ジャルジャルがM−1で優勝するための課題は、しゃべくりのネタでも後半に盛り上がりをいかに作れるかどうかがカギとなりそうです。
コントの数は8000千本
ちなみにジャルジャルの現在できるネタの数は、嘘か本当か8000千本らしいです。
大喜利のような答えですが、ジャルジャルだったらできるかも…と感じさせるくらい、新ネタを作るペースもすさまじいものがあります。
とにかく飽きが来ない、ジャルジャルのコントはこれからも要チェックです。