オススメ芸人、「天竺鼠」のレビューです。もはや売れっ子芸人の天竺鼠ですが、お茶の間での活躍は今一歩。彼らの現状や今後について記載しています。
●圧倒的な才能!「天竺鼠」
唐突に、アイリブ店長が気になる、今紹介せずにはいられない実力派芸人を、徹底レビューしていこうと思います。
まず、第一弾の芸人は「天竺鼠」
ボケ担当の川原克己とツッコミ担当の瀬下豊で組まれたコンビ芸人です。
多少のお笑い好きであれば、ほとんどの人が知っている売れっ子芸人ではあります。
ただ、ゴールデン番組で看板を持つほど、市民権を得ているかと言われれば、そうではありません。
それに関しては、ボケ担当の川原の才能によるところが大きい、と感じています。
1,とにかく川原の底が知れない
天竺鼠は、良くも悪くも、川原の才能に頼ったコンビです。
とにかく、川原の発想力は最近の若手芸人の中でも群を抜いています。
あのナンセンスボケに定評のある野性爆弾のくっきーですら、川島と絡んだときはツッコミに回らざるおえないほど。
ただ、いかんせん川原のボケの世界観が独自すぎるため、お茶の間には馴染みずらいという難点も抱えています。
2,実力はあるものの賞レースで涙を呑むことも多く
天竺鼠はコントと漫才、どちらもできるコンビのため、キングオブコントやM−1などの賞レースも常連となっています。
ただ、どの賞レースも、良いところまでは行くのですが、優勝経験はあまり多くない結果となっています。
天竺鼠だけに限った話ではないですが、独自の世界観を持ったコンビの一番の課題は、いかに自分たちの世界観を損なわず、一般のお客さんに寄せたネタが作れるかどうかが、賞レースでの優勝への課題となっています。
3,実は鹿児島出身なのだけど
ちなみに、この天竺鼠、どちらも鹿児島出身なのですが、鹿児島訛りが全くありません。
むしろ大阪弁を完璧に使いこなしています。
天竺鼠の芸風は、方言を利用して笑いを取るものではないので、早い段階での矯正を試みたのでしょう。