バッテリー充電トラブル
◆iPhone充電トラブル3つのパターン◆
当店でのiphone修理依頼で、ガラス液晶割れ修理と同じくらい多いのが「iphoneが充電できなくなった」「充電がもたない」というものです。バッテリー充電トラブルの原因のほとんどが下記の3パターンになります。
●バッテリー自体の寿命
バッテリーは消耗品です。約500回の充放電で性能が半減すると言われていますので、1年以上使うとかなり性能が落ちると考えられます。また使いようによっては半年でダメになるケースも。。性能の落ちたバッテリーは電圧が不安定になり、充電を受け付けなくなる場合があります。こうなるとバッテリーを交換するしかありません。
バッテリー寿命で引き起こされる症状は、充電できなくなるだけではありません。
・突然電源が落ちる
・充電中や通話中にiPhoneが熱くなる
・バッテリーの膨張
・画面を押上げて液晶・タッチパネルの破損
・iPhoneそのものが起動不可
と様々な症状として現れるのですが、膨張と発熱は非常に危険です!!
大事なデータの損失ももちろんありえます。。。
すぐにバッテリー交換するようにしてください!
バッテリー交換の作業時間は10分ほどです。
※当店の修理サービスでは、バッテリーを交換しても内部データが消えることはありませんのでご安心ください。
●ドックコネクターの故障・破損
ドックコネクターというのは充電器をさしこむ挿し口のことです。このコネクターが故障すると充電できなくなります。
ドックコネクターの破損は、充電器を無理にさしこもうとしたり、何かに引っかけたりして起こります。また外見からは分からない故障が発生「ホコリや水によってショート」する場合もあります。他には「ランニング中にポケットに入れていて汗で壊れた」「加湿器のそばに置いておいて壊れた」等、「えー!?そんなちょっとしたことで??」と思うような事例が数多く報告されておりますので、ドックコネクターはくれぐれも濡らさないように気をつけてください。
またドックコネクターが故障した場合、充電ができなくなるだけでなく【このアクセサリはこのiPhone用に設計されていません】というメッセージが表示されることがあります。
対象となるアクセサリが他のiPhoneで使えるとすれば、ドックコネクタが故障していると考えられます。
ドックコネクターの作業時間は10分から30分ほどです。
※iPhone5シリーズ発表から充電差し込み口は、ドックコネクターではなくライトニングコネクターもしくはライトニングケーブルと呼ぶようになりました。
●基盤とのコネクターの緩み
バッテリーと本体の基盤を繋ぐコネクターが緩むことがあります。落下などの衝撃によって緩んだと思えるようなケースです。緩みが原因で充電できなくなっている場合、コネクターの脱着のみで復旧します。故障原因に覚えがなく、しかも買ったばかりなのに充電できなくなったという時もこのケースが多くなります。
パーツ交換の必要がないので、作業時間は10分ほどです。